ワキの脱毛と「わきが」の関係
仕事柄「ワキの臭い」のご相談を多く受けます。
特にワキガでもないのに、神経質ににおいに敏感な方もいらっしゃいます。
臭いの解決策としては
■細菌の繁殖となりやすい毛の永久脱毛
■手術によるわきがの手術（アポクリン腺除去）
■ボトックス注入
などがあると思います。
さて。
ワキの臭いはどのくらいからが「わきが」ライン？
実際に脱毛に来られる方で「わきが」の方はわずかです。
少しにおいが気になる・私はワキガでは？と言う方は多いですが
本当にわきがの方は少ないものです。
汗のにおいは元々、若干はあるものです。
神経質に臭いをきにしてはいけません。自分が感じるほど人には臭いは感じられていません。
■特徴として
よく「耳垢がジクジクしている」などの自己評価があります。
それと、個人差はありますが、ワキガの方は必ずといってもよいほど「残り香」を感じます。
部屋の中に、10分～もいれば、ワキガの方がいた残り香がわかります。
ただし、自分では気がつきにくいですね。
■ワキガの方の「ワキの肌」の状態
殆どの方は、黄ばみのようなシミになっています。
どうしても脂の量や、アポクリン腺からでる汗で黄ばみがおこりやすいのでしょう。これも通常の自己処理によるシミとは少し感じが違います。
脱毛の際はべたついた汗が肌に付着しやすいので気をつけます。
■ワキガの原因はアポクリン汗腺
汗を分泌する汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があります。
ワキガはアポクリン汗腺からの分泌物が原因です。このアポクリン汗腺からの分泌物が毛穴や皮膚表面にいる雑菌に分解されて、独特の臭いを発生させます。
アポクリン汗腺は脇の下に多く存在しますが、耳の穴や乳房、肛門などにも存在しています。
臭いがキツイ人はわきが臭の臭いの元となる、のアポクリン汗腺を手術で除去してしまえば臭いはなくなります。今は手術で完全除去で30万くらいのようです。もちろん、アポクリン腺を手術で完全に除去すれば、臭いも完全に無くなります。
病院によってでしょうが、ワキガが腋臭病となれば保険診療も出来るようですので、専門の病院に相談されれば良いですね。
どちらにせよ、「わきが」は治ります！
あまり思いつめず、行動制限するよりは一気に治してしまえばよいのです。
