携帯電話とPHS

ここで今さらだが、携帯電話とPHSの違いをご存知ですか?
もう忘れた、はっきりとした違いは分からないという人の居るのではないかと思うのでおさらいしてみよう

まず第一の大きな違いは出力の違いだ
本来、家庭用のコードレスPHONEとして開発されたPHSは、小出力で、電波は直線で200mくらいしか届かない。

* 余談ですが、その昔、無料でPHSをもらって「トランシーバー」かわりに喜んで使っていた親世代も居るのではないだろうか

それに比べて携帯電話は大出力で、数キロ先にももちろん電波が届く

小出力のPHSは、アンテナをたくさん必要とするが、4~8程度の回線数で済むため、PHSのアンテナはとってもコンパクトで、電柱や駅、電話BOXの上など、いろんな場所に設置されている。回線数が少ない分、コストも安く済むのだ。
大出力の携帯電話は、回線数が多く、建物内での設置は困難になり、マンションの屋上などの広い場所を利用して設置されています。
大掛かりな設置になるので、コストがかかりやすいといったデメリットもある
また、1つのアンテナで広範囲をカバーしているので、どうしても音質が悪くなってしまうこともある。最近ではこのあたりのことは既にクリアーになっているので特に問題は無いと思う。

携帯電話とPHSのサービスの面では、携帯電話の方が充実しているのはモチロンである
PHSは街中では問題ないが、郊外の、閑散とした場所に行くと使用できなくなってしまう。


またPHSは、高速で走る車中では接続が保てなくなり、使用できないといったデメリットもちあわせている

それでも家庭用の子機かわりにもなり、ウィルコム(PHS)の加入も充分検討の余地かもしれない。

PHSの主な特長を列挙

(以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

屋外でPHS事業者の基地局と接続し、移動体通信として利用(公衆モード、後述)。

音声の符号化方式として32kbpsのADPCMを採用し、無線条件が良好であれば固定電話並みの通話品質を提供できる。

家庭用のデジタルコードレス電話として、親機経由で固定電話に接続。また、事業所向けの内線電話として、自営基地局システムを設置して使用。

いくつかの無線チャネルを束ねて無線アクセスに利用。第三世代携帯電話と比較して、低速ながらも安価で大容量の通信が可能。

PHSの国際ローミング。日本国外では、GSMとPHSのデュアルモード通信端末も存在する。

端末同士の直接通話(トランシーバー、特定小電力無線の特定小電力10mW型の同等な利用法)が可能。

規格に互換性があるため、基本的な音声通話やデータ通信(PIAFS)は原則、端末を問わずいずれのPHS事業者(公衆モード、後述)にも登録して利用可能である。

(日本国外)需要の少ない地域においての公衆交換電話網の代替。(PHS WLL/FWA)


このように携帯電話とPHS、それぞれにメリット、デメリットがあるとは思いますが、それぞれ使用する地域、使い方によって、どちらが向いているのか違ってきますので、自分達に合ったものを選んでみよう

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