中学生や高校生になると、携帯電話を欲しがる子供が多くなります。
ここで、気になるのは、料金と使い方(メールなどを含む時間)ではないでしょうか?
今回はその中でも料金について調べてみました。
子供に携帯電話を持たせる時、事前に料金設定を良く考えておく必要があります。
自分でしっかりと管理しながら電話を使える子供なら良いですが、初めて携帯電話を買ってもらい、うきうきして使いすぎてしまう、といった子供の方が多いですよね。
(余談ですが体験上、様々なテスト期間前には新しいものは購入しない方が良いです。勉強できなくなります(^o^;)
この位の年齢の子供は「電話機能」は殆ど使いません。
全部がパケット代でしょう。
実際、1ヶ月に5万以上もの請求書を受けとり、お店に駆け込んでくる親御さんも居る事から、お店の方でも初めの1ヶ月は「様子見」で、パケ放題を進めてくれます。その後、利用頻度に応じて、どんどん変更します。
中学生や高校生は、通話だけではなく、ダウンロードやネットサーフを頻繁にするようになり、ますます携帯料金がかかってきますので 使い方を見ながら、料金の限度を親が決める事も大切ではないでしょうか?
パケット代が気になる人は、あらかじめ上限額が設定できるタイプにしておけます。
■auの学割
基本使用料とau同士の通話と固定電話への通話が半額になるというプランです。
基本使用料は、メール機能を付けると一番安くて2000円程度になります。
ただ、パケット使い放題のWINには適応されないので、通話もパケットも使いすぎないことが前提とされますね。
auの場合は、こういった制限プランが色々あり、あらかじめ有料情報の利用を制限したり、ezwebの利用を制限したりすることができます。
私の子供の周りもauは人気です。子供たちにとってもコンテンツが充実しているのでつい、使いすぎるのかもしれません。
と、同時に親にとっては、基本使用量の安い、auの学割にこういったネットの制限をつけてつかえるのが人気の秘訣かもしれません。
auガク割・料金について詳しくはこちらから
■「ホワイト学割」SOFTBANK
CMでも頻繁にやっております「ホワイト学割」
小学校から専門学校、大学までの学生向けに「ホワイトプラン」の月額基本使用料980円を3年間無料にする「ホワイト学割」(キャンペーンを2月1日から5月31日まで)が出来ています。つまり基本料金だけは「無料」なんです。
ただし、月額上限4410円のパケット定額制などをセットで申し込むことが条件となります。どうなんでしょう・・これは安いといえるのでしょうかね。
ホワイト学割・料金について詳しくはこちらから
■「キッズ携帯」 DoCoMo
このDoCoMoの特筆事項は、学割もあるけど「一人でも割☆50」でしょう~
2年間の継続契約になりますが、ひとりでもいきなり基本使用料が半額になりますので割高なDoCoMoもトータルすれば案外やすく使えます。
電話機も2年の継続利用が出来始めましたし、このMAX50で最大まで基本料を安くしましょう。
そして、
2008年4月より「家族間無料通話サービスが始まります。
これはMAX50の加入が必要ですが、24時間家族間通話無料はとても嬉しいサービスですね。
これも、DoCoMoの利用価値が上がる一つになるでしょう。
学生に持たす為用に、ドコモはタイプリミットもあります。
上限額を設定しておくタイプで、メール機能をつけた場合は一番安い設定で4500円程度です。
これは、少し高いかな、と感じる人もいるかもしれませんが、それ以上の金額は請求される心配はありません。
我が家の高校生はDoCoMoですが月額¥4000以内で収まっています。
■その他の子供電話
子供が携帯電話に特にこだわりが無いのなら、WILLCOMの「安心だフォン」や「ぴぴっとフォン」などがお勧めです。
月額基本料金は1000円程度で安い上に、登録しておいた3つの番号以外に発信できないようになっているので安心です。
PHSなので、迷惑メールや架空請求の被害にあいにくいのも良いかもしれません。
しかし、
中学生にもなると、プリペイド式携帯電話を持つことを嫌がる子供もいるようですので、難しいところかもしれませんね。
これらの上限額が設定できる携帯電話は、残額がなくなってしまった場合に、電話がかけられなくなるという弱点があります。
上
限額が決まっているので当然の事なのですが、子供に緊急事態が起こった時、いざ電話をかけようと思っても、かけられないようでは困りますよね。
どのタイプでも110番通報はできるようにはなっていますが、子供がいざという時に連絡をとりたい相手は、やっぱり親です。
子供にとっては、コミュニティ代わりの携帯電話でも、親にとっては防犯の為とも考え、この「プリペイド残金」に注意しておく必要があります。
大人でも、それぞれ設定方法が違うように、子供も一人ひとりの性格、生活環境によって最適な料金設定が違ってきます。
子供にあった料金設定を、じっくり考えてみましょう。
そして、料金事情はどんどん変わりますので、HPやショップで自分たちに合った料金プランに随時の変更を強くオススメいたします。