少林寺拳法

少林寺拳法は開祖宗道臣によって「教え」と「技法」と「教育システム」を兼ね備えた人づくりのための行として1947年に日本で創始されました。
少林寺拳法というと映画などでよく使われています。
そのせいか、中国の憲法だと思われている方も多いと思いますが、実は日本独自のものなのです。

昭和22年に宗道臣という人が四国に道場を開きました。
私は四国出身なので、道を歩けば少林寺の看板はどこでもありますので
そのせいか、習っている子供はとても多いですね。

少林寺=武道=強くなるとかんがえられます。
しかし、強くなるためには体を鍛えると共に、どんな困難にもひるまずくじけない、不撓不屈の精神を養う必要があります。「本当の強さ」とは、よりどころとなる自分をつくることです。少林寺拳法は修行によって、この「本当の強さ」を目指しています。
少林寺拳法の教えは、全てのおいての強さではないでしょうか。
自信と勇気を持ち、よりどころとできる自己を確立することこそ本当の強さなのです。
そして、自分だけではなく、周りの人々の幸せを考えて行動するのです。

:::::::少林寺拳法 6つの特徴を掲げています:::::::

■1. 体と心を共に鍛える「拳禅一如」(けんぜんいちにょ)
■2. 少林寺拳法の目指す行動原理「力愛不二」(りきあいふに)
■3. 技と人格の向上をめざす修行の在り方「守主攻従」(しゅしゅこうじゅう)
■4. 相手を殺さず、活かす「不殺活人」(ふさつかつじん)
■5. さまざまな攻撃に対処する「剛柔一体」(ごうじゅういったい)
■6. 鍛え合い共に成長する修練システム「組手主体」(くみてしゅたい)

少林寺公式HP http://www.shorinjikempo.or.jp/index.html
心身ともに鍛えられるので子供から女性までとても幅広く入門者がいます。

少林寺拳法はやはり他の武道と同じく礼儀作法をしっかりと学べます。
知力・分析力・判断力はもちろんのこと、体や間接が柔らかくなり、集中力もつきます。

護身術として自分の身を守ることができるのもいいですよね。

今、ニュースでは様々な悪質な事件が取り沙汰されています。
それを考えるとやはりいざという時に自分の身を守ることができたら・・・と考えますよね。

少林寺は自分が強くなり、技を覚えるにつれそれを後輩に教えていきます。

強くなったことを自覚すると自信がつき、顔つきも変わってくるそうです。
そして、人に優しくなれるのです。

始めは誰でもすんなりとは出来ません。
でも同じ年頃の子供達が元気に大きな声で練習し、堂々とした技を繰り出すのを見ていると『自分もそうなりたい』という意欲が沸いてきます。

少林寺を頑張っている子供達は皆『心も強くなる』『友達や自分を守りたい』と言います。

きっと体だけでなく内面も大人びてしっかりとしてくるのが少林寺拳法の魅力だと思います。
3さいころから、少林寺の道着を身に着けているとこちらまで、凛としてくるようですね。

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