バイオリン

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ピアノが楽器の王様だとするとヴァイオリンは楽器の女王でしょう。

バイオリンは4本の弦を弓でこすることで音を出す弦楽器の仲間です。
日本でもピアノの次に人気の在る音楽の習い事として
子供のときからお稽古に励む方も多いです。
バイオリンの美しい音色と優雅さは格段のものがありますね。

バイオリンの種類もたくさんあります。
一番有名なのは、クレモネのストラディヴァリとグァルネリです。

*このバイオリンは現代にいたるまで一流のヴァイオリニストに弾き継がれ、現代でも有名なヴァイオリニストのほとんどが、このクレモナの名器を愛用しているのです。
しかし、これらは名器ですので子供のお稽古事にはYAMAHAなどのメーカーから良いものがでています。

全長約60cm、重さ約500g。
柔らかい木で表板を、硬い木で側板を使う木製のものが主流です。

バイオリンの歴史

バイオリンのように弓で弦を擦って音を出す楽器を擦弦楽器といいます。バイオリンの先祖と思われる楽器には、アラビアのラバーブ、中世オリエントで生まれ15世紀のスペインとフランスで広く使われたレベックという楽器があります。ゴシック時代のヨーロッパには、フィドルと呼ばれる擦弦楽器がありました。
東洋では、中国の胡弓や馬頭琴もバイオリンの祖先と考えることができます。

この世に現存する最古の楽器は16世紀後半のものですが、バイオリンが世に登場したその起源についてはっきりしたことはわかっていないそうです。
しかし、それ以前の絵画にバイオリンの祖先、リュートという楽器が描かれているそうですよ。

実際のところはわかっていませんが16世紀中頃、ポルトガルからの修道士によって
日本に伝えられたといわれているようです。

しかし、日本人は明治以降になりようやく本格的にバイオリンを扱うようになりました。

バイオリンを習うなかで身に付くことは様々です。
音楽の才能を伸ばせることはもちろんのこと、ピアノとはまた違う音感がつきます。
また集中力がつき、豊かな創造性・感受性を育むことができます。

目標を持ち、練習をつみ満足感・充実感を積み重ねることにより、自信もついてきます。

バイオリンを弾けるというだけで別世界の人のような・・・
ピアノとは違う優雅さがありますよね。

小さなうちから習うことでたくさんのことを覚えることができます。

大人になっても趣味で続けている人はなんだか素敵ですよね。

バイオリンの音色は人の心を和ませる効果があるので情緒の安定やストレス解消にもいいそうです。

バイオリンの有名な曲

独奏曲編

■J.S.バッハ:「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001~6」
■ベートーヴェン:「ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47『クロイツェル』」
■フランク:「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」
■ブラームス:「ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78」
■サラサーテ:「ツィゴイネルワイゼン」作品20

オーケストラをバックに演奏する代表的な協奏曲の名曲紹介

■ヴィヴァルディ:「ヴァイオリン協奏曲集『四季』作品8-1~4」
メロディも美しくソロコンチェルとしても聞きます。全体の曲想がドラマティックで、映画やテレビドラマでもよく使われる名曲です。

■モーツァルト:「ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219『トルコ風』」
モーツァルトはピアノだけではなく、ヴァイオリンのための曲もたくさん残しています。協奏曲は5曲、ヴァイオリン・ソナタは43曲を残しています。実はモーツァルト自身がヴァイオリンの名手だったのです。ピアニストはもちろん超一流だったのですが、ヴァイオリンやヴィオラを弾かせても一流だったんですね。やはり天才です。

■ベートーヴェン:「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61」
ベートーヴェンの唯一のヴァイオリン協奏曲です。
ヴァイオリン協奏曲の王者の異名にふさわしい雄大な曲想とメロディの魅力にあふれています。しかし、大変な難曲ともいえます。音楽の表現力や音の美しさは格別です。

このように大作曲家のほとんどがヴァイオリンのための名曲を残しています。この楽器がいかに魅力あるものであるか、ヴァイオリンの持つ魅力を味わってみてはいかがでしょうか。
美しい甘美な音色は子供でなくとも習いたい芸術です。


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